店主の想い、店名由来

子供の頃に祖父 清次郎に鰻を食べさせてもらってから、鰻が大好物になりましたが、その当時は鰻がそんなに高価な食べ物だとは知りませんでした。
自分が社会人になるようになってから鰻の値段を知り、大変高価で驚きましたし、私の周りの人に聞いても、大人の方でも鰻は高いので今まで食べたことがないという方の多さに驚きました。
ですから、今まで高価だった鰻を日常的にすべての皆様に食べていただきたい。
そんな想いがあって、美味しい本格鰻をリーズナブルな価格で食べられるお店として「名代 鰻の清次郎」を作りました。
「名代 鰻の清次郎」という店名は大好きだった祖父 清次郎との思い出と、美味しい鰻を食べさせたかったという思いもあり、店名に大好きだった亡き祖父の名前を使わせてもらいました。
元気が出ない時、頑張りたい時、自分にご褒美したい時、お祝いしたい時、誰かに喜んでもらいたい時。そんな時に鰻を食べに来てください。きっと笑顔になり頑張れます!幸せになれます!地域の皆様に必要とされ、身近に愛されるお店でありたいと思っています。
鰻の清次郎の特徴
水へのこだわりで、臭みのない鰻に。

美味しい鰻を育てるのは「水づくりが全て」と言われるほど水質が重要です。当店の仕入れている「ニホンウナギ」は稚魚の段階から水質が管理された養殖場で飼育しています。
出荷する直前まで養殖業者と日本の商社による定期的な水質をチェックをすることで水に徹底的にこだわる事で、臭みのない美味しい鰻を育てています。
じっくり育てた、丸々太った脂ののった鰻。

また従来、鰻の養殖期間は通常半年から1年でしたが、当店の鰻は1年半から2年間、じっくり長い期間をかけて栄養のあるエサで育てることにより、今までの1.5倍~2倍の大きさの脂の乗った丸々と太った肉厚の鰻を育てています。
しかし、今までは長く養殖すると丸々と太った肉厚の鰻が育つ反面、皮が固くなり小骨も太くなるという欠点がありましたが、関東風の調理方法である長い時間をかけてしっかり蒸す工程をする事で、皮や骨が柔らかくなり、美味しく食べやすい大きな鰻をご提供できるようになりました。
鰻に合うお米。

当店で使用しているお米は国産米ですが、鰻に合うごはんは産地というよりごはんの炊き方が非常に重要です。
鰻に合うごはんは少しかためでもちもちして艶のあるものが最適です。ごはんを柔らかく炊いてしまうとその上に鰻のタレをかけるとごはんがベチョベチョになってしまいます。またその上に焼き立ての鰻を乗せると更にごはんが柔らかくなってしまうので、鰻と一緒に食べるとおいしくありません。
ごはんを少しかために炊くと、ごはんにタレをかけても、焼き立ての鰻をのせてもごはんがベチョベチョにならないのでごはんと鰻を一緒に食べるととてもおいしくいただけます。
鰻に合うタレ。

鰻のタレは関東風は蒸す工程をすることで鰻の脂が少なくなるので、醬油が多くて砂糖が少ないシャバシャバ感のあるあっさりしたタレが特徴です。関西風は蒸しの行程がないために脂が多いので、その脂に負けない醬油が少なく砂糖の多いドロドロ感が強いのが特徴です。
当店は蒸しの工程がある関東風ですので通常は関東風のタレを使用するのですが、当店の使用している鰻は通常より1.5~2倍の大きさの鰻を使用しているので関東風のタレだと鰻に馴染みにくいので、大きい鰻にしっかりタレが絡むように関東風に関西風を合わせた当店オリジナルしていますのでおいしく鰻を食べていただけます。